令和6年3月7日開催日台シンポジウム開催報告

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      2024年3月7日、台湾の東呉大学城中キャンパスにて、台湾の東呉大学商学院・法学院・東アジア地域発展研究センター・WTO法律研究センターと東アジア学会との共同開催による日台シンポジウム「日台の新たな未来関係を目指して」が開催されました。東アジア学会では2019年度より台湾との交流を計画し、2020年度には実現させる予定でしたが、2020年以降猛威をふるったコロナ禍によって実現が叶わなかったのです。しかし、ここへ来て台湾への入境制限が解除されたために、東アジア学会の発案で今回のイベントを計画し、実行に移すことができた次第です。

      シンポジウムでは経済、政治、文化の各分野ごとに台湾側・日本側各1名ずつ、計6名の報告が行われました。目まぐるしく変化している東アジアにおいて日台が協力していくことの重要性を確認できる、非常に充実したシンポジウムでした。シンポジウムでは東呉大学から心を尽くしたおもてなしを受けました。懇親会でも研究者同士の交流が行われたことに加え、台湾の夜市の料理をはじめとした各種料理やスイーツを堪能させていただきました。

     3月8日にはエクスカーションとして、台北市内や国立故宮博物院の見学を実施しました。市内見学では台湾の近現代史に心を寄せ、故宮博物院では中国文化の精髄を通して台湾に体現された古来の文化に思いを馳せました。夜は台湾の居酒屋文化を味わいつつ、今後の学会のあり方に関して熱く語り合いました。

     学会としては2017年以来7年ぶりの海外でのイベントでしたが、大成功の裡に終えることができましたのも、東呉大学の皆様、また常日頃より学会活動にご尽力くださっている会員の皆様のおかげです。深く感謝申し上げます。

 

【会員限定】令和6年3月7日開催日台シンポジウム

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2024年3月7日に、台湾の東呉大学と東アジア学会との共催で、日台シンポジウムが開催されます。
会員限定のシンポジウムでございますので、もし会員外で興味をお持ちの方がおられましたら、これを機に入会をご検討いただけますと幸いです。

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日台シンポジウム:日台の新たな未来関係を目指して

日本側:東アジア学会
台湾側:東呉大学商学院・法学院・東アジア地域発展研究センター・WTO法律研究センター

日 程:
2024年3月7日(木) 09:30〜17:10  場所: 東呉大学(台湾台北市)
2024年3月8日(金) エクスカーション

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◆研 究 発 表

 全体司会:柯 瓊鳳氏(東呉大学)、王 忠毅氏(西南学院大学)

【午 前】

開会の挨拶 (9:30〜9:50)
 東呉大学:学長
 東アジア学会会長:小川 雄平氏(九州情報大学教授・西南学院大学名誉教授)

研究発表(各発表30分、討論10分、通訳20分を含む計60分)
(1)政治部会:(10:00〜12:00)
  司会:木村 貴氏(福岡女子大学)
 1.報告者:渡辺 直土氏(熊本大学)
  評論者:黃 鼎軒氏(東呉大学)
  報告題目:習近平政権における党と国家の機構改革
 2.報告者:洪 兆承氏(東呉大学)
  評論者:緒方 義広氏(福岡大学)
  報告題目:日台性犯罪規定の比較―日本における不同意性交罪の法改正から

【午 後】
(2)経済部会:(13:00〜15:00)
  司会:傅 祖壇氏(東呉大学)
 1.報告者:西田 顕生氏(西南学院大学)
  評論者:高山 浩二氏(西南学院大学)
  報告題目:ポストコロナの中小企業金融支援
 2.報告者:柯 瓊鳳氏(東呉大学)
  評論者:阮 金祥氏(東呉大学)
  報告題目:台湾半導体産業の競争戦略と取引コスト

(3)文化部会:(15:10〜17:10)
  司会:西谷 郁氏(福岡インディペンデント映画祭)
 1.報告者: 荒木 雪葉氏(福岡大学)
  評論者: 有働 彰子氏(西南学院大学)
  報告題目: 日本における中国語教育のこれからーオンライン教材開発を端緒として
 2.報告者: 羅 済立氏(東呉大学)
  評論者: 王 世和氏(東呉大学)
  報告題目: 日台青少年交流事業の現状と課題

懇親会(18:00より)

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3月8日(金)エクスカーション
午前: 共同研究打合せ(東呉大学・城中キャンパス)
午後: 故宮博物館などの訪問

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3月9日(土) 現地解散、帰国

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会場案内
東呉大学 城中キャンパス
住所:台北市中正區貴陽街一段56號

アクセス:
【空港から台北市内】
 桃園国際空港でMRTに乗り、終点の「台北車站(台北駅)」で下車
【台北駅周辺から会場】
 1)MRT「台北車站(台北駅)」駅からMRT BL 板南線で「西門」駅へ移動、2番出口から徒歩5分程度。
 2)MRT「台北車站(台北駅)」駅からMRT G 松山新店線で「小南門」駅へ移動、1番出口から徒歩5分程度。

◆3月7日のシンポジウム当日の朝に、シンポジウム担当の者がMRT西門駅2番出口(地上)でお待ちしております。同行をご希望される方は、MRT西門駅2番出口(地上)に8時40分までにご集合ください。

20240307program

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ご質問がありましたら、yukiha.araki77[at]gmail.comへお寄せください。
([at]を@に変換して送信してください)

シンポジウムご参加は、会員の皆様に一斉配信でお送りしたメール内に記載しているGoogle Formからお申し込みください。
ご参加の締め切りは2023年11月末日です。
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皆様のご参加をお待ちしております。

「ある女工記」上映会と「葉山嘉樹とその時代」シンポジウム開催のご案内

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この度、本会会員の西谷郁氏が製作したオール福岡ロケの自主映画「ある女工記」(原作葉山嘉樹)の上映会と「葉山嘉樹とその時代」と題し近代北部九州の歴史と政治や文学に焦点をあてたシンポジウムが東アジア学会と共同で開催されることになりました。年度末の大変お忙しい中誠に恐縮ですが万障お繰り合わせの上、ふるってご参加ください。また、一般市民を対象とした上映会ですので、周囲の皆様にもお知らせください。
日時:2017年3月25日(土)
1回目上映 11:00~ / 2回目上映 13:00~ / シンポジウム 14:30~15:30

シンポジウム登壇者:
波潟剛氏(九州大学)
矢野寛治氏(コピーライター<中州次郎>映画評論家)
児玉公広監督

場所:福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ (福岡市早良区百道浜3丁目7-1)
主催:「ある女工記」製作委員会  共催:東アジア学会
お問い合わせ: 西谷郁 (090-3417-5709)

特別講演会(北朝鮮人権問題)のご案内

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以下のとおり、11 月 28 日(土)に北朝鮮人権問題に関する特別講演会を、駐福岡大韓民国総領事館と共催することになりました。
皆様せ?ひ御出席くた?さい。

日時:2015年11月28日(土)
   14時00分から17時00分
会場:西南学院大学学術研究所 大会議室
  (http://www.seinan-gu.ac.jp/campusmap.html)
●特別講演(14時00分~16時00分)
 尹 汝常氏(北朝鮮人権情報センター(韓国)所長)   
 「北朝鮮海外労働者現況と人権実態」
 ※日本語への逐次通訳を行います。

●質疑応答(16時30分~17時00分)

東アジア学会とビジョンと連帯21との合同シンポジウムについて

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東アジア学会とビジョンと連帯21との合同シンポジウムを、下記の通り12月10日(土)に韓国釜山・釜慶大学にて開催することになりました。今回は、「釜山・福岡ソーシャルエンタプライズ協力のための韓日合同シンポジウム」と題して、文化・社会・福祉の三つの分野の討論会が開催されることになっております。皆様の積極的な参加をお願いいたします。

─ 記 ─
「ビジョンと連帯21との合同シンポジウム」
日時:12月10日(土)14時~18時
会場:韓国釜山・釜慶大学
※プログラムは詳細が決定次第、HPに掲載いたします。
※参加ご希望の方は11月30日(水)までに事務局ご連絡いただければ幸いです。なお、釜山への渡航の手配は「日中平和観光」が承りますので、各自でお申し込み下さい。

「ビジョンと連帯21」創立10周年記念シンポジウムについての参加者(東アジア学会会員限定)募集中

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「ビジョンと連帯21」創立10周年記念シンポジウムについての参加者(東アジア学会会員限定)募集中。

  1. 日時:2010年11月12日(金)
  2. 時間:13:30~21:00
  3. 会場:海雲台センタムホテル大ホール(予定)
  4. 内容 13:30~15:00
    釜山・福岡市民交流活性化のための韓日合同シンポジウム
    副題:「釜山・福岡創造都市を語る!」
  5. 15:30~18:00 創立10周年記念シンポジウム
    テーマ:市民社会が見た都市の未来
    18:30~21:00 創立10周年記念レセプション

参加ご希望の方は10月20日までに事務局までお知らせください。